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Interview お客様インタビュー

株式会社飯尾醸造様

米作り、醪造りから「酢造り」を手掛け、希少となった製法を守り続ける

取材日:2024.12.

若いパワーに将来性を感じて

5年ほど前でしょうか。ちょうど酒造用品の取引業者が廃業されて困っていたとき、展示会で永石さんにお会いしたのがきっかけでした。
全国的に取扱商社の数が限られるなか、滋賀なら弊社の所在地である京都からも近く、またお話した際の対応の良さと、永石さんの若いパワーに将来性を感じたことが決め手でした。

「丸投げ」した課題にも、しっかりコミット

どんな要望にもフレキシブルに対応していただける点がいちばん大きいと感じます。まず、困りごとを丸投げして、そこから綿密に打ち合わせを繰り返していくスタイルで、最終的にこちらが求めていることにしっかりとコミットしてくださるのが有難いところです。

特殊な工程についても徹底調査のうえ提案

弊社では「紅芋酢」造りの前工程として紅芋の醪を造るのですが、原料の移動や粉砕など日本酒とは異なる製造工程がいくつもあります。その点をASXEEDさんに説明し、よくご理解くださったうえで最適な設備を選定していただきました。おかげで労力の負担はかなり改善されています。日本酒に限らず、相談すればどんなジャンルであっても調査して、提案してくださる姿勢にいつも大変助けられています。

ともに課題解決に立ち向かう仲間

私どもはお酢屋ということもあり、今後は醪製造だけでなく酢造りの設備も整えていきたいと考えています。日本酒などとは異なる特殊な工程もありますが、引き続きこれからもお手伝いをお願いしたいと思っています。
単に商品を購入するだけの取引業者というのではなく、業界全体の情報交換をするなど、課題解決にともに立ち向かう仲間という感覚です。こらからも助けていただきながらお付き合いを続けてければと思います。

株式会社飯尾醸造
京都府宮津市小田宿野373
京都府宮津市・栗田湾の港まちで130年にわたり酢を造り続ける飯尾醸造。高度経済成長期に、ほかに先駆けて無農薬の米を使った酢造りをスタートさせ、いまでは自社で米づくりに取り組んでいる。
大型の製造設備をもつ酢メーカーのなかでも、自社で酒蔵をもち、醪(酒)から酢を造る昔ながらの製法を続けているのは全国的にも大変希少。代表銘柄である「純米富士酢」をはじめ、「富士酢プレミア」「紅芋酢」のほか、「ピクル酢」「クラフトビネガー」など新たな味への挑戦も続けている。
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